模擬国連では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連では合意形成が目的であるため、多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するのに適したアクティブラーニングの手法といえます。
この模擬国連の授業への導入について、東京大学教養学部での試行錯誤を踏まえ、参加者とともに検討する「模擬国連ワークショップ」を開きます。2020年3月より定期的に開催しており、今回が8回目の開催となります。
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- 日時:2024年2月22日(木)14時~17時
- 場所:東京大学駒場Ⅰキャンパス 17号館2階 駒場アクティブラーニングスタジオ(KALS)
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/about/visitors/maps-directions/index.html (アクセシビリティマップ)
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/about/visitors/maps-directions/campusmap.html (キャンパスマップ) - 対象:大学教職員、高等学校教職員、中学校教職員、学生、一般の方など [定員40名]
- 参加費:無料
- プログラム
【目的・到達目標】
学習者の学びを促すための模擬国連等の授業への効果的導入法について学び、自身の授業や学習にとりいれる
・ 模擬国連の教育手法としての特徴を説明できるようになる(セッション1に相当)
・ 模擬国連の実施の手順を説明できるようになる(セッション1に相当)
・ 時間や受講者の既有知識によって模擬国連の実施方法を使い分けられるようになる(セッション1に相当)
・ 国連外交における実務の一例を説明できるようになる(セッション2に相当)
・ 国際外交における実務で必要とされる知識・技能・態度を説明できるようになる(セッション2に相当)
【スケジュール】
14:00~14:10 趣旨説明
14:10~15:30 セッション1「模擬国連の授業事例」
15:40~16:50 セッション2「国連外交の実務事例」
16:50~17:00 まとめ
6. 登壇者
中村長史(東京大学大学院総合文化研究科特任講師)
学生時代に模擬国連を経験し、現在は国際政治学を専門とする教員として
模擬国連を授業に導入している立場からお話します
嘉治美佐子(外務省科学技術協力担当大使、元国際労働機関(ILO)理事会議長、元東京大学教授)
国連等において政府代表として多国間外交に当たってきた立場からお話します
7. お申込み
以下の申込フォームよりお申込ください。
https://forms.gle/q7Uho7yaXdW4AdwR8
8. お問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構
dalt[at]kals.c.u-tokyo.ac.jp
【参考:過去のワークショップ当日の様子】
第1回(2020年3月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws1/
第2回(2020年9月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws2/
第3回(2021年9月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws3/
第4回(2022年3月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws4/
第5回(2022年9月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws5/
第6回(2023年3月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws6/
第7回(2023年9月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws7/