科学技術コミュニケーション部門

当部門は、2010年度より科学技術インタープリター養成プログラムを運営して参りましたが、2023年度より「科学技術コミュニケーション部門」と名称を改め、教育事業に加えて、研究事業・発信事業についても推進していくこととなりました。科学コミュニケーション教育を行う「科学技術インタープリター養成プログラム」については引き続き継続しつつ、科学コミュニケーションについての研究、また実践活動にも力を入れ、3事業の相乗効果をめざしていきます。

科学技術インタープリターは、自分の専門分野でのフレーミング(問題を切り取る視点)を自覚し、他者のフレーミングも認識した上で尊重することが求められます。複数のフレーミングを認識し、それらを往復するものの見方は、リベラルアーツとして位置づけられます。専門性を高める過程で、この科学技術インタープリターとしての能力も高める教育は、東京大学で定められた後期教養教育に相当します。

科学技術インタープリターにふさわしい専門性とは何かを探求し(研究事業・実践事業)、その専門性をもつ人材を育成する(教育事業)科学技術コミュニケーション部門は、これからも教養教育の高度化に貢献していきます。

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