7月2023

「第7回 模擬国連ワークショップ」(9/21@ZOOM)

模擬国連では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連では合意形成が目的であるため、多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するのに適したアクティブラーニングの手法といえます。 この模擬国連の授業への導入について、東京大学教養学部での試行錯誤を踏まえ、参加者とともに検討する「模擬国連ワークショップ」を開きます。2020年3月より定期的に開催しており、今回が7回目の開催となります。

1. 日時:2023年9月21日(木)14時~17時

2. 場所:Zoom (申し込みいただいた方に追ってURLをお伝えします)

3. 対象:大学教職員、高等学校教職員、中学校教職員、学生、一般の方など [定員50名]

4. 参加費:無料

5. プログラム
【目的・到達目標】
学習者の学びを促すための模擬国連等の授業への効果的導入法について学び、自身の授業や学習にとりいれる
・ 模擬国連の教育手法としての特徴を説明できるようになる(セッション1に相当)
・ 模擬国連の実施の手順を説明できるようになる(セッション1に相当)
・ 他のロールプレイの教育手法としての特徴を説明できるようになる(セッション2に相当)
・ 他のロールプレイの実施手順を説明できるようになる(セッション2に相当)

【スケジュール】
 14:00~14:10 趣旨説明
 14:10~15:25 セッション1「模擬国連導入事例」
 15:35~16:50 セッション2「模擬裁判を用いた国際法教育」
 16:50~17:00 まとめ

6. 登壇者
中村長史(東京大学大学院総合文化研究科特任講師)
学生時代に模擬国連を経験し、現在は国際政治学を専門とする教員として模擬国連を授業に導入している立場からお話します

平野実晴(立命館アジア太平洋大学助教)、根岸陽太(西南学院大学准教授)、二杉健斗(大阪大学准教授)
国際法学を専門とする教員として模擬裁判を授業に導入している立場からお話します

7. お申込み
以下の申込フォームよりお申込ください。
https://forms.gle/ynTRCXGWvtYtV1Cc7

8. お問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構EX部門
dalt[at]kals.c.u-tokyo.ac.jp

【参考:過去のワークショップ当日の様子】
第1回(2020年3月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws1/
第2回(2020年9月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws2/
第3回(2021年9月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws3/
第4回(2022年3月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws4/
第5回(2022年9月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws5/
第6回(2023年3月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws6/

  • 更新日:2023.07.13 
  • カテゴリ:公刊物

教養学部報への記事掲載とホームページリニューアルについて

今年度の教養教育高度化機構の組織改編にあたり、教養学部報第647号に原和之機構長による「教養教育高度化機構の新体制」の記事が掲載されましたので、ぜひご覧ください。
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/about/booklet-gazette/bulletin/647/open/647-1-01.html

なお、新体制にあわせて本ホームページについても内容をリニューアルいたしましたのでご覧いただければ幸いです。


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