Educational Transformation部門では、被爆80周年を記念し、授業:全学自由研究ゼミナール「平和のために東大生ができること」の関連イベントとして、写真家・映像作家のアリ・ビーザー(Ari Beser)さんの講演会を実施します。
【イベント概要】
広島と長崎に原爆を運んだ2機の爆撃機両方に搭乗した唯一の兵士であった父方祖父と、在米被爆女性と親交のあった母方の祖父を持つアリ・ビーザーさんは、自分のルーツと向き合い、多数の被爆者/被曝者にインタビューを行ってデジタルストーリーとして発表してきました。その活動の中で、広島と長崎の二重被爆者である山口彊さんの孫、原田小鈴さんと出会い、交流を重ね、それは『「キノコ雲」の上と下の物語』(原田小鈴さんと共著、朝日新聞出版、2025年)という本に結実しました。 本講演会ではこれまでのビーザーさんの活動について、作品を上映しながらお話ししていただくほか、原爆投下側となった祖父をはじめとするご自身の家族の歴史や原田小鈴さんとの交流についても語っていただきます。上映作品の中にはビーザーさんの祖父ジェイコブ・ビーザー中尉の証言も含まれています。
日時:2025年7月26日(土)18:00-20:00 場所:駒場Iキャンパス 21KOMCEE West 地下 レクチャーホール https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_55_j.html
予約不要、入場無料です。ビーザーさんの講演は英語で行われます。日本語の逐次通訳が入ります。
<<詳細はこちら>> https://komex-ex.c.u-tokyo.ac.jp/ja/event/?p=5893
主催: 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構 Educational Transformation 部門 東京大学教養学部 全学自由研究ゼミナール「平和のために東大生ができること」
お問い合わせ: 教養教育高度化機構EX部門 ビーザーさん講演会担当 ut_for_peace[at]ex.c.u-tokyo.ac.jp *[at]を@に置き換えて送信してください。