2月2023

東京大学大学院総合文化研究科附属教養教育高度化機構シンポジウム2023 『今、SDGsはどうなっているのか:「変革」の現状と行方』

日時:2023年3月13日(月)午後1時~5時
場所:東京大学駒場1キャンパス 18号館ホール
主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構
企画:SDGs教育推進プラットフォーム

概要:2023年は、国連総会で合意したSDGsの折り返し点にあたる。しかし、新型コロナウイルス感染症パンデミック、頻発化・激甚化する自然災害、世界各地の紛争、史上初めて1億人を超えた難民・避難民問題、エネルギー・食料危機などが、その達成を阻んでいる。今、国、分野、世代を超えてSDGsに取り組むために何が必要なのか。本シンポジウムでは、「我々の世界を変革する」ために作られたSDGs達成に向けて鍵となる諸分野の第一人者をお迎えし、学問の垣根を越えて俯瞰すると共に、アクションについて議論し、ポスト2030に向けた未来を展望する。

プログラム(敬称略):
13:00  開会挨拶      真船文隆
 東京大学大学院総合文化研究科副研究科長
     機構の取組み  網野徹哉 東京大学教養教育高度化機構長
           基調講演    石井菜穂子 東京大学理事・東京大学CGCダイレクター

13:15 第1部 講演「SDGsの現在地」
国連から見たSDGsの今 井筒節 東京大学大学院総合文化研究科特任准教授(国際連携部門)
開発途上国の現場におけるSDGsの現状 成田詠子 国連人口基金(UNFPA)駐日事務所長
開発経済学からみたSDGsの今 澤田康幸 東京大学大学院経済学研究科教授
気候変動による健康影響とSDGs 橋爪真弘 東京大学大学院医学系研究科教授
誰一人取り残さない社会 福島智 東京大学先端科学技術研究センター教授

15:00 学生団体紹介/各部門・学生団体紹介ポスター展示/休憩
Climate Youth Japan,UNiTeほか

15:30 第2部 パネル・ディスカッション「パートナーシップを通してSDGsのその先へ」
モデレーター:岡田晃枝 東京大学大学院総合文化研究科准教授(初年次教育部門)
パネリスト:
・ 榎原雅治 東京大学地震火山史料連携研究機構長・東京大学史料編纂所教授
・ キハラハント愛 東京大学大学院総合文化研究科教授
・ 白波瀬佐和子 国連大学上級副学長・東京大学大学院人文社会系研究科教授
・ 額賀美紗子 東京大学大学院教育学研究科教授
・ 瀬川浩司 東京大学大学院総合文化研究科教授(環境エネルギー科学特別部門長)
・ 原和之 東京大学大学院総合文化研究科教授(国際連携部門長)

17:00 閉会
閉会挨拶 廣野喜幸 
東京大学大学院総合文化研究科教授(科学技術インタープリター養成部門長)


総合司会:松本真由美 東京大学大学院総合文化研究科客員准教授

お申し込み(参加費無料):
以下の参加登録フォームから、あらかじめご登録をお願い致します。
会場の定員に達し次第、参加登録を終了させて頂きます。
https://forms.gle/cJ2MnyGq1eGm3XE58

駒場アクティブラーニングワークショップ「ジグソー法を授業で活用する」

教養教育高度化機構アクティブラーニング部門では、授業でのアクティブラーニングの導入・実施を取り上げる「駒場アクティブラーニングワークショップ」を開催しています。

今回は、アクティブラーニングの手法の一つとしてよく知られるジグソー法を取り上げ、ジグソー法の基本的なやり方や効果、アクティブラーニング部門が開講した授業でのジグソー法導入の実例に関する情報提供をした後、ご自身の授業で活用することについて検討を行います。

授業をアクティブにされたい方、ジグシー法を取り入れてみたい方、すでに導入しているけれども効果を高めたい方といった幅広い皆様にご参加いただき、次セメスターの授業準備の参考にしていただければと思います。

※本ワークショップでは、ジグソー法に焦点をあてており、ほかの手法については紹介しません。ほかの手法やアクティブラーニングのポイントについて知りたい方は、以下の情報をご覧ください。
・アクティブラーニングTips(アクティブラーニング部門ウェブサイト)
https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/tips/
・アクティブラーニング部門発行のニュースレター、冊子
https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/publication/
・アクティブラーニング部門で作成した動画
https://todai.tv/contents-list/2015FY/komex

1.日時
2023年3月17日(金)13:30〜16:30

2.場所
駒場Iキャンパス 17号館 2階 KALS
会場へのアクセスは下記リンクよりご確認ください。
https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/access/

※当日は、アルコールによる手指消毒、換気等の感染拡大予防対策を実施の上、開催いたします。ご参加される方はマスクの着用をお願いいたします。なお、COVID-19の感染状況によってはオンラインでの開催に変更する可能性がございます。

3.対象
東京大学所属の教員

4.定員
20名
※定員を超える応募があった場合は、抽選となります。

5.参加費
無料

6.プログラム
     13:00〜13:30 受付
     13:30〜13:50 開会挨拶、趣旨説明
     13:50〜14:00 参加者どうしの自己紹介
     14:00〜14:35 ジグソー法のミニレクチャ、体験
     14:35〜14:45 休憩
     14:45〜16:20 ジグソー法の体験、ミニレクチャ、授業での活用を考える
     16:20〜16:30 まとめ、閉会の挨拶

※参加者数などにより変更が生じる可能性がございます

7.申込方法
以下のフォームより必要事項を入力の上、ご登録ください。
https://forms.gle/Kq8PozGua9JwLMKw5

8.申込締切
3月5日(日)23:59締切

9.注意事項
・部門ウェブサイトや刊行物などでの活動報告のためワークショップの様子を撮影することがあります。参加者の表情等がわからないように撮影・使用いたしますのでご了承いただければと思います。
・ワークショップや教材の評価・改善、事業内容・成果の学内外・学会等での報告のためアンケート調査を実施いたしますのでご協力いただけますと幸いです。
・ワークショップにご参加される方による録音・録画はお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします。

10.お問い合わせ
教養教育高度化機構アクティブラーニング部門
dalt[at]kals.c.u-tokyo.ac.jp
※[at]を@に書き換えて送信してください

主催
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構アクティブラーニング部門

「第6回 模擬国連ワークショップ」(3/24@ZOOM)

模擬国連では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連では合意形成が目的であるため、多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するのに適したアクティブラーニングの手法といえます。 この模擬国連の授業への導入について、東京大学教養学部での試行錯誤を踏まえ、参加者とともに検討する「模擬国連ワークショップ」を開きます。2020年3月より定期的に開催しており、今回が6回目の開催となります。

1. 日時:2023年3月24日(金)14時~17時

2. 場所:Zoom (申し込みいただいた方に追ってURLをお伝えします)

3. 対象:大学教職員、高等学校教職員、中学校教職員、学生、一般の方など [定員50名]

4. 参加費:無料

5. プログラム
【目的・到達目標】
学習者の学びを促すための模擬国連等の授業への効果的導入法について学び、自身の授業や学習にとりいれる
・ 模擬国連の教育手法としての特徴を説明できるようになる(セッション1に相当)
・ 模擬国連の実施の手順を説明できるようになる(セッション1に相当)
・ 模擬国連を英語で実施する場合の留意点を説明できるようになる(セッション2に相当)
・ 時間や受講者の既有知識によって模擬国連の方法を使い分けられるようになる(セッション1・2に相当)

【スケジュール】
 14:00~14:10 趣旨説明
 14:10~15:25 セッション1「模擬国連導入事例から学ぶ」
 15:35~16:50 セッション2「英語での模擬国連導入事例から学ぶ」
 16:50~17:00 まとめ

6. 登壇者
中村長史(東京大学大学院総合文化研究科特任助教)
学生時代に模擬国連を経験し、現在は国際政治学を専門とする教員として模擬国連を授業に導入している立場からお話します

生田祐子(文教大学国際学部教授)
英語教育を専門とし、英語での模擬国連実施に関わってきた立場からお話します

7. お申込み
以下の申込フォームよりお申込ください。
https://forms.gle/QxrSn1WBAXnn3NJ3A

8. お問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構 アクティブラーニング部門
dalt[at]kals.c.u-tokyo.ac.jp

【参考:過去のワークショップ当日の様子】
第1回(2020年3月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws1/
第2回(2020年9月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws2/
第3回(2021年9月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws3/
第4回(2022年3月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws4/
第5回(2022年9月)https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws5/


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