
模擬国連では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連では合意形成が目的であるため、多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するのに適したアクティブラーニングの手法といえます。 この模擬国連の授業への導入について、東京大学教養学部での試行錯誤を踏まえ、参加者とともに検討する「模擬国連ワークショップ」を開きます。2020年3月より定期的に開催しており、今回が9回目の開催となります。
1. 日時:2025年3月4日(火)14時~17時
2. 場所:東京大学駒場Ⅰキャンパス 17号館2階 駒場アクティブラーニングスタジオ(KALS) https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/about/visitors/maps-directions/index.html
(アクセシビリティマップ)
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/about/visitors/maps-directions/campusmap.html
(キャンパスマップ)
3. 対象:大学教職員、高等学校教職員、中学校教職員、学生、一般の方など [定員40名]
4. 参加費:無料
5. プログラム
【目的・到達目標】
学習者の学びを促すための模擬国連等の授業への効果的導入法について学び、自身の授業や学習にとりいれる
・ 模擬国連の教育手法としての特徴を説明できるようになる(セッション1に相当)
・ 模擬国連の実施の手順を説明できるようになる(セッション1に相当)
・ 模擬国連の授業への導入事例を踏まえて自身の授業
・ 学習等に適した模擬国連をデザインできるようになる(セッション1に相当)
・ 模擬国連受講者の経験を踏まえて自身の授業
・ 学習等に適した模擬国連をデザインできるようになる(セッション2に相当)
【スケジュール】
14:00~14:15 趣旨説明
14:15~15:35 セッション1「模擬国連導入事例から学ぶ」
15:50~16:45 セッション2「模擬国連受講者の経験から学ぶ」
16:45~17:00 まとめ
6. 登壇者
中村長史(東京大学大学院総合文化研究科特任講師) 学生時代に模擬国連を経験し、現在は国際政治学を専門とする教員として模擬国連を授業に導入している立場からお話します
渡邊真也(上智大学大学院グローバル・スタディズ研究科修士課程) 岡田智七永(東京大学教養学部文科二類) 模擬国連を経験した学生の立場からお話します
7. お申込み
以下の申込フォームよりお申込ください。
https://forms.gle/6YRcs9frbuE652d16
8. お問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構
dalt[at]kals.c.u-tokyo.ac.jp
【参考:過去のワークショップ】
第1回(2020年3月)https://komex-ex.c.u-tokyo.ac.jp/ja/event/?p=1753
第2回(2020年9月)https://komex-ex.c.u-tokyo.ac.jp/ja/event/?p=2524
第3回(2021年9月)https://komex-ex.c.u-tokyo.ac.jp/ja/event/?p=3213
第4回(2022年3月)https://komex-ex.c.u-tokyo.ac.jp/ja/event/?p=3457
第5回(2022年9月)https://komex-ex.c.u-tokyo.ac.jp/ja/event/?p=3575
第6回(2023年3月)https://komex-ex.c.u-tokyo.ac.jp/ja/event/?p=3768
第7回(2023年9月)https://komex-ex.c.u-tokyo.ac.jp/ja/event/?p=3889
第8回(2024年2月)https://komex-ex.c.u-tokyo.ac.jp/ja/event/?p=3920