第2回 模擬国連ワークショップ(9/19@ZOOM)

模擬国連では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、
相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連では合意形成が目的であるため、多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するのに適したアクティブラーニングの手法といえます。この模擬国連の授業への導入について、東京大学教養学部での試行錯誤(http://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/mun_semi_2019a_teacher/)を踏まえ、授業担当者・履修者、そして現役外交官とともに検討する「模擬国連ワークショップ」を開きます。2020年3月のワークショップ(http://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/mun_ws_2020_03_06_report/)に続き、2回目の開催となりますが、今回はオンライン授業での経験も踏まえて効果的導入法について意見交換をできればと考えております。

1. 日時:2020年9月19日(土)14時~17時

2. 場所:Zoom (申し込みいただいた方に追ってURLをお伝えします)

3. 対象:大学教職員、高等学校教職員、中学校教職員、学生、一般の方など [定員40名]

4. 参加費:無料

5. プログラム
【本ワークショップの目的・到達目標】
学習者の学びを促すための模擬国連の授業への効果的導入について学びあう
・ 模擬国連の教育手法としての特徴を説明できるようになる(セッション1に相当)
・ 模擬国連の実施の手順(含オンライン授業)を説明できるようになる(セッション1に相当)
・ 模擬国連で学んだことの社会での活用例を説明できるようになる(セッション2に相当)

【本ワークショップのスケジュール】
14:00~14:10 趣旨説明
14:10~15:20 セッション1「模擬国連のできること・できないこと」
15:40~16:50 セッション2「社会で役立つ模擬国連」
16:50~17:00 まとめ

6. 登壇者
中村長史(東京大学 大学院総合文化研究科 特任助教)
模擬国連を導入した授業の実施者として、その意義や注意点、工夫のしどころ等についてお話します
山崎茉莉亜(外務省 大臣官房総務課 課長補佐)
学生時代に模擬国連を経験し、現在は実際の外交に関わっている立場からお話します
北村優成(東京大学法学部生)、八尾佳凛(東京大学教養学部生)
模擬国連を導入した授業の受講者の立場からお話します

7. お申込み
以下の申込フォームよりお申込ください。
https://forms.gle/gwn8jYKjiTJ6U4ZW8

8. お問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構 アクティブラーニング部門
kals[at]kals.c.u-tokyo.ac.jp

主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構アクティブラーニング部門