国際連携部門

大学の重要な役割には、世界から人材の集うグローバル・キャンパスを形成し、構成員の多様化を通じて学生の視野を広く世界に拡大するというものがあります。そのためには、教育・研究における国際連携を戦略的にすすめるとともに、国際的発信インフラを整備する必要があります。しかしながら、東京大学における外国人留学生の比率は、世界の有力大学と比べて非常に低い水準にとどまっています。
国際連携部門では、国際連携および国際発信の強化、国際化を推進するための体制・制度の強化に向け、さまざまなプロジェクトを実施しています。

国際交流セクション

世界のトップ大学との教育交流・学生交流を継続的に実施しながら、東京大学における教養教育を国際標準とするための基盤構築をおこなっています。このセクションでは、「トライリンガル・プログラム(TLP)」と連携しています。

国際協力セクション

国際的な大学間の協力により、国際間の相互理解と未来の大学教育を目指した新しい教養教育プログラムの開発を図っています。このセクションでは、これまで東京大学教養学部と東アジアの各大学との間で構築されてきた協力関係を踏まえて、「東アジアリベラルアーツイニシアティブ(EALAI)」と連携しています。

国際発信セクション

現代のグローバル化した国際社会において、東京大学内で開発された教養教育を国や文化を超えて発信しています。このセクションでは、「東京大学リベラルアーツ・プログラム(南京)(LAP)」を中心に活動しています。

部門長

伊藤 徳也(いとう のりや)教授

超域文化科学専攻兼務

※国際連携部門(2015年3月までは「国際化部門」)