Komaba Organization for Educational Excellence (KOMEX)
教養教育高度化機構は、教養学部において、部会・学科の枠組みを超え取り組むべき教育プログラムを実施するほか、部会・学科単位では実施することが難しい教育プログラムの支援を行う事を目的とし、前身である教養教育開発機構と生命科学構造化センターとの融合により、2010年4月に発足した機構です。
教養教育高度化機構は、執行委員会をコアにして、以下の大きく三つの領域に属する各部門が有機的に連携し、国際社会を支える人材を育成するために教育開発を組織的に推進し、その成果を全国の大学に向けて発信します。また、生命科学を先導例として知識の構造化、ICT技術を利用した教育環境の開発、討議力や課題解決力の育成のための教育手法の開発に取り組みます。
「タフな東大生」を育てる教養教育国際標準化事業(平成22~27年度)
本事業の目的
- 知識の構造化
- 大学の国際化のためのFD
- 教養人育成モデルの開発
- 全国の大学教育への貢献
数値目標
修了時(平成27年度)に「教養教育を評価する」と答える学生の比率を2/3に高める
伸ばす:課題に即応した教養教育の開発
- 研究推進による知識の構造化
- 生命科学を先導例とした先端知識の構造化
- 講義と実習の融合
- ICTを活用したアクティブラーニングの強化
- e-ラーニング
- 少人数クラスでの討議力養成
- 現代社会の課題に即応した教養教育
- 社会連携
- 科学技術インタープリター養成
幅を拡げる:教養教育の国際化
- 学生短期交流プログラムの拡充
- 世界のトップ大学と100名規模の学生交流(すでにAIKOMで25名)
- 教職員の海外教育研修によるFD
- 欧米の大学に毎年10名程度を派遣
- 知の国際化
- 教科書・実験実習書・補助教材
- 三位一体の英語化
人と人とを繋げる:チームワークの育成
- 課題解決力の養成
- 学生企画コンテストなど
- チームプロジェクトを実施
- 初年次教育プログラムの拡充
- 学生メンター制度の導入
- 教え教えられる学習相談
- 先頭に立つ人材の育成
- オナーズプログラム導入へ